かつて、「荒れる成人式」の象徴として批判を浴びた北九州市のド派手な成人式衣装。そのレンタル衣装店が今年、世界の4大ファッションコレクションのひとつであるニューヨーク・ファッション・ウィークに招待された。ド派手なデザインの原点は、20年前に2人の少年が口にした「金さん銀さんをやりたい」という言葉だったという。

ニューヨーク・タイムズスクエアの交差点に突如として現れたド派手な花魁衣装を纏った女性――。北九州市の貸衣装店「みやび」の池田雅氏(52)のデザインによる衣装だ。

 ド派手な袴に色とりどりの扇子。地域やグループ名を染め抜いた大きな旗を振りかざして騒ぐ。そんな姿が毎年のように報道され、批判の目で見られることばかりだった北九州市の成人式。そんなお騒がせのタネとなっていた衣装が、世界の舞台に躍り出たのである。
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