田舎はどこも人口減・高齢化だけど過疎地なりに観光客を集める武器があるんだよ
鳥取なら鳥取砂丘、島根なら出雲大社、徳島なら阿波踊り、山梨なら富士山
みんな人口ドベに近い県だけど、それで東京や世界中の人がはるばるやってきて外貨を稼いでいる

山形には独自価値が何も見当たらない
観光PR?よくある農村風景の「日本人のふるさと」アピールしかしてこなかった
そんなもの田舎ならどこにでもあるし都民でも奥多摩に行けば日帰りで満喫できる。なんなら白川郷レベルの原風景の里山は山形県のどこにも残っていない。だから山形には世界歴史遺産はないし、それ以前に重伝建が東北地方の県で唯一1つもないんだ

そして外からくるイチオシの武器がないということは、いわんや地元出身者にとって地元のナショナルプライドとかアイデンティティがないということでもある。徳島人なら阿波踊りの時期になるとうずきだすとか、上京しても思い出して胸騒ぎがするとか、そういうもんがない。だから、若者は「真に何もない地元」をさっさと出ようとするし、一度東京に出て俗物を知ると二度と帰郷することはないんだ

これが山形の「ああなった」すべての理由だ