2022年10月、少年少女5人がSNSを使って男性を呼び出し暴行を加えて現金を奪ったとされる連続強盗致傷事件。
この事件で逮捕・起訴された当時19歳の少年の裁判が12日から始まりました。

 この事件、被告の少年は改正少年法で金沢地検が初めて氏名を公表した特定少年。

 この事件は、去年10月当時16歳の少女がSNSで知り合った男性2人を金沢市内の公園に相次いで呼び出し、そこへ待ち構えていた4人の少年が殴る蹴るなどの暴行を加えてこの内、1人から1万5000円を奪ったとされるものです。

 この事件では当時19歳と18歳の少年2人が強盗致傷の罪で起訴されこの内、当時19歳の少年に対する裁判員裁判の初公判が金沢地裁で12日から始まりました。

 少年は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 検察は冒頭陳述でこの少年が「インスタ狩り」や「ティンダー狩り」と称して犯行を計画。

 主犯格として少女に指示し男性を呼び出させたことや、他の少年らの役割を決め「相手が逃げたり抵抗すれば手を出せ」と犯行を主導していたと主張しました。

https://www.ishikawa-tv.com/news/itc/00263654