まず平成時代にも「渋谷センター街のコギャル、チーマー」という世捨て人みたいなヤバいキッズの夜間俳諧、たむろがあったことは、物心ついたタイミングなので俺でもよく知っている
また昭和バブル期もディスコでフィーバーしたり、暴走族になって暴れまくる非常識な若者がいたことは皆さんも有名だろう

実は調査の結果、戦後の日本にも「フーテン族」と呼ばれる若者がいたことが判明した。実際、当時彼ら彼女らのバイブル的雑誌だった「平凡パンチ」を読むと、今の世ならYoutuberにでもなってそうなヤクやってそうなチャラチャラした若者が出てきて、常識はずれなヤンチャを披露していて、当時の若者の風紀がいかに乱れていたかがよくわかるのだ

その時の若者は、1968年に20歳前後としたら、いまは70代半ばだ。つまり、「最近の若い衆はおっかなくてケシカラン。昭和はまともだった」と論評している最長老世代が、まさにご自身こそそういう若者だった最初の世代だったのだ