日本語には同音異義語が多数存在するが、会話や文脈から「意図する単語」を推測するのは決して難しくない。しかし意味が近しかったり、共通・類似の話題で登場するケースが多い場合は、注意が必要である。

ツイッター(現・X)上では「化学」の読み方をめぐり、波紋が生じているのをご存知だろうか。

■VTuberの「ばけがく」が思わぬ波紋
ことの発端は、VTuber・狛犬うめが8日配信のYouTube動画で発したひと言。

リスナーとの雑談中に理科4科目が話題にあがった際、狛犬が「化学」を「ばけがく」と読むや否や、「かがく、やぞw」「ウソでしょ。化学のこと、ばけがくって言った!?」など、ツッコミのコメントが大量に寄せられたのだ。

その後、狛犬が「科学」と区別するために「ばけがく」という呼び名を使用する旨を説明すると騒動は鎮火したが、一連の騒動がツイッター上で紹介され、大きな反響を呼ぶ事態に。

「最近の若い子は『ばけがく』知らんのか」「配信者も大変だな」「人の誤りを指摘する前に、自分が間違ってないか気にするべきだと思う」などの声が多数上がっていた。

https://sirabee.com/2023/08/16/20163138986/