東京都内のマンションで、保育中の1歳の男の子を繰り返しベッドの上に落としたとして、60代のベビーシッターの女が警視庁に暴行の疑いで書類送検されていたことがわかりました。

捜査関係者によりますと、暴行の疑いで書類送検されたのは訪問保育などを手がける「ポピンズファミリーケア」に勤務する60代のベビーシッターの女です。
ベビーシッターの女は今年5月、訪問先の都内のマンションで、保育中に1歳の男の子をベッドに3回落とした疑いがもたれています。

当時、両親は別の部屋で仕事などをしていたということですが、男の子の泣き声を聞いた母親が室内のカメラを確認したところ、
女が暴行を加える様子が映っており、後日、両親が警視庁に被害届を提出したということです。男の子にケガはありませんでした。

調べに対し女は、「メガネを何度も触られ、やめるよう言っても言うことを聞かず、イライラして落とした」と容疑を認めているということです。

ポピンズファミリーケアは、「不適切保育があったことは事実で、深くお詫び申し上げる」とした上で、「今後このような事態を発生させることのないように真摯に取り組んでおり、引き続き再発防止に取り組んでいく」などとコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a115a75e379ecb78f289d9bfc60fbae484db5918