スタッドレスタイヤでスピード超過しカーブへ… 正面衝突し4人が死亡した事故 北海道・大樹町

 23日、北海道の大樹町で軽乗用車と乗用車が正面衝突し合わせて4人が死亡した事故で、軽乗用車はスタッドレスタイヤを装着し法定速度を超えるスピードでカーブに差し掛かったとみられることがわかりました。
 23日午前7時半すぎ、大樹町生花の道道の緩やかなカーブで、軽乗用車が乗用車と正面衝突しました。この事故で、軽乗用車を運転していた釧路町の会社員澁谷純来さんと釧路市の専門学校生只野楓さん・津村幸希さん乗用車に乗っていた大樹町の無職堀井フユさん92歳が死亡しました。

 警察によりますと、軽乗用車は夏タイヤよりも制動距離が大きいスタッドレスタイヤを装着していたうえ、法定速度を上回るかなりのスピードでカーブに差し掛かったことで反対車線にはみ出して衝突したとみられることがわかりました。
 事故を受け、死亡した生徒たちが通う専門学校が会見を開きました。

専門学校の学院長
「まずは残念であることに尽きる。仲間内で(車に乗り)何かをする時は注意するよう強化して伝えていく」。