俺がガキの頃に良く通った駄菓子屋さんに一緒に行きたい
「おいたんやさしいんだ!」と駄菓子屋の婆さんに自慢されたい
あれもこれもねだられて「買い過ぎだよ」と注意したい
少し残念そうにしながらお菓子を棚に戻すのを眺めたい
諦めたお菓子をこっそり買っておいてあげたい
公園のベンチでお菓子を一緒に食べたい
買ったお菓子を半分こして「おいしいね!」とじゃれ合いたい
こっそり買っておいたお菓子を見せて喜んでもらいたい
遊び疲れて歩けないと駄々をこねる幼女をおぶりたい
おぶってるうちに眠った幼女をお家まで送り届けたい
幼女のママに「いつもありがとう」と感謝されたい
「こちらこそ」とお礼を言い閉まる扉に手を振り続けたい
茜色の街を「次はどこに行こうかな」と、ほとんど無意識に考えながら歩きたい
俺はいつでも幼女の心の支えでありたい