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2023/06/25(日) 11:24:12.168ID:ww4mrh02p興会長によると、卵からふ化したウミガメは24時間以内に沖まで出ないと、体力を失って生き残れない。自然状態では真夜中などに浜から一目散に泳ぎ出す。それが、日中まで待って放流すると、その段階で何時間もロスしているうえ、日中は魚や鳥の活動時間帯に当たり、大半が餌食になるという。
卵が波にさらわれないように移設することにも慎重論が出ている。ふ化率が著しく下がるためといい、日本ウミガメ協議会の「保護ハンドブック」には「移設は他に保護する手立てがない場合にのみ選択されるべきだ」と書かれている。
放流会への疑問の高まりにつれ、実施する自治体も減っているとみられるが、それでも5月25日の連絡協議会では3市1町が放流会を予定すると報告。報告しなかったものの実施予定の市もあった。
奄美市は2023年度から取りやめた。担当者は「代わりにウミガメ観察会を開き、なぜ放流会が望ましくないか伝えることで、子どもたちにより考えを深めてもらえるようにしたい」と話した。
https://news.livedoor.com/article/detail/24490101/