修学旅行の積立金など約1580万円を着服したとして、福井県教育委員会は14日、県立坂井高校事務職員の主事(24)を懲戒免職処分にした。県教委の聞き取りに、主事は「仕事のストレスでオンライン競艇などに充てた」と説明。親族や本人が全額弁済したという。

福井県庁発表によると、主事は昨年1月~今年3月、無断で校長室の印鑑を持ち出し、生徒から徴収した修学旅行積立金の管理口座から95回にわたり計1466万3000円を不正に引き出し、生徒から現金で集めた111万5510円などとともに着服した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230415-OYT1T50075/