冷たい風に 心閉ざして
夜闇の中 ひとり佇む
疼く傷跡 庇うこの手は
今もあの日の 温もり求め
ああ 君はもう 僕を忘れたのかい
ああ 僕はまだ 君を忘れられない
流れゆく時は残酷なほど優しく
移りゆく星に散りばめた夢は遠く
世界が喪った時を追い求めて
未来を喪った僕は現在(いま)にすがる
この身、朽ち果てるとも……
ふたり手を重ね 誓い合ったあの日の
固い約束が 呪いだったとしても
君を忘れない 痛みだけが示すよ
道の先にある 僕が行くべき世界
君のとなりだけが 僕の居場所だから……