ロシアで米ファストフードチェーン大手マクドナルドから事業を引き継いだ「フクースナ・イ・トーチカ(おいしい、それだけ)」チェーンのオーナー、アレクサンドル・ゴボル氏は5日、開業1周年記念のイベントで、事業は予想よりも速いペースで成長していると明らかにした。

マクドナルドはロシアが2022年2月にウクライナに侵攻して間もなく店舗を閉鎖し、最終的に事業を現地でマクドナルドの店舗を手がけていた実業家のゴボル氏に売却した。

ゴボル氏は、フクースナ・イ・トーチカは計画よりもやや早く店舗の運営を再開しており、2023年末までに900店舗強を構えたいと考えていると述べた。現在、毎日約200万人が利用しているという。

後継会社のオレグ・パロエフ最高経営責任者(CEO)によると、チェーン全体でこれまでにビッグマックの代替商品「ビッグヒット」を2400万個強販売した。

同社は、バーガーの特徴的なソースなどレシピを改良したとしているが、顧客の評価は分かれている。

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