「アフリカの労働者」と「ヨーロッパの労働者」で結果が違いすぎる…画像生成AIにつきまとう偏見の問題
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OpenAI(オープンAI)の「DALL-E(ダリ)」や、「Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)」といった、画像を生成するAIモデルがつくった「アフリカ人労働者」の画像には、「ヨーロッパ人労働者」という指示から生成された画像と比べて、明らかな偏見が見てとれる。

アフリカ人労働者の画像の多くは、「アフリカ人は極めて貧しい暮らしを送っている」という有害なステレオタイプを反映している。そうした画像では、ひどく痩せた顔の人たちが、生存を維持するための最低レベルの労働に使う粗雑な道具を手にしている。一方、ヨーロッパ人労働者の画像はそれよりも明るい雰囲気で、もっと裕福に見える幸せそうな人たちが、ワークスーツ一式を身につけ、ほほえみながら、別の幸せそうな人(たいていは白人)と並んで立っている。

ジェネレーティブAIの仕組み上、ツールを使うたびに違う画像が生成されるが、「アフリカ人労働者」という指示から得られる画像のうちかなりのものは、貧しくて洗練されていないというアフリカ人に対する先入観を強化する方向に歪められている。