実際、番組放送時には林さんのもとにはクレームは一切届かなかったものの、数日後に一部発言のみを切り取った画像が出回り、それを見た人々にバッシングを受けるようになったといいます。その後、同様の画像をSNS上に投稿し、さまざまな誹謗や中傷をする人々が後を絶たないということです。さらに、放送から4年が経った現在では、林さんが差別的な発言をしたように意図的に編集した画像や、林さんを差別主義者として扱う投稿も見られる、と訴えています。

 林さんはあらためて、「繰り返しますが、『年収890万~920万ないと社会のお荷物』という見解は私の見解ではありません。それにも関わらず、あたかも私の見解であるかのような虚偽事実を投稿することは、私の名誉を侵害するものです」と批判。すでに所属事務所とも相談のうえ、名誉毀損として警察に何度も相談していると明かしました。加えて、弁護士にも相談し、訴訟の準備を進めているということです。

 林さんは最後に「私のように、多少は知られている人間が行動を起こすことによって、軽い気持ちで人を傷つけるようなことが少しでも減れば、という思いもあって今回の決断に至りました。確かにSNSは便利です。しかし、使い方を誤れば鋭利な凶器にもなることを再認識していただきたく、今回のご報告となりました。ご理解たまわりますよう、よろしくお願いします」と、SNSの利用に関して注意を呼びかけました。

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