お金持ちの多くは、「良いものを長く使う」という傾向があります。洋服や家具や食器などなど、良いものを少数だけ絞り込んで買い、それを丁寧にメンテナンス・管理しながら長期にわたって使います。買い替えの頻度は多くなく、長い目で見ると出費も抑えられます。

一方、貧乏な人は「使わなくなって、しまってあるガラクタ」をたくさん持っています。使い続けるかどうかよく考えないで買ったものや、安いから、欲しいからといって衝動買いしたものたちが、収納の中に眠っています。換金価値はほとんどなく、処分するときは逆にお金がかかってしまいます。価値よりも価格を見て選んでいるからです。

もちろん全員がそうだというわけではありませんが、本質を重視するその姿勢は、資産運用にもあらわれるということでしょう。