映画「犬神家の一族」(1976)の撮影で使われた長野県佐久市の老舗旅館が、経営難のため売りに出されている。映画ファンなどから「建物を残したい」と既に問い合わせが相次いでいるそうだ。

建物は大正13(1924)年の建築。当初は料亭だったが戦後、旅館になった。

4代目の井出忠昭さんと妻・勝子さん。
コロナ禍による業績悪化に加え、2人とも腰を痛め営業の継続は難しいと判断。不動産会社と話し合い、土地と建物あわせて1880万円で売却することになったと言う。

不動産会社には映画ファンなどから「建物を残したい」とすでに30件以上の問い合わせがあるそうだ。
2人は買い手が見つかるまでは営業を続けることにしている。

https://news.livedoor.com/article/detail/23696792/