教員不足解消へ 茨城県教委が教員免許所持者対象に研修会

全国で教員不足が課題となる中、茨城県教育委員会は、教員免許を持っているものの、現在、学校で働いていない人を対象に初めての研修会を開き、人材の掘り起こしに取り組むことにしています。

茨城県内では、去年5月の時点で、公立の小中学校と高校、それに特別支援学校であわせて115人の教員が不足していて、県教育委員会が講師を確保するなどしていますが人手不足が課題となっています。
このため県教育委員会は、人材を掘り起こそうと、今月と来月の2日間、教員免許を持っているものの学校で働いていない人を対象に初めての研修会を行うことにしています。
研修会では、学校や教育の現状を学ぶほか、現役の教員が仕事の内容や、やりがいなどを直接伝えるということです。
教員免許を持っていれば年齢は問わないことになっていていずれの回にも50人以上の応募があるということです。
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