スケボー2人組が商店街のクリスマスツリーを破壊…防犯カメラに一部始終 商店街は被害届を出す構え 【京都発】

京都市中京区の商店街で、クリスマスの装飾が壊されているのが見つかった。防犯カメラには「スケートボード」による迷惑行為が映っていた。

【画像】スケボー2人組が商店街のクリスマスツリーを破壊…防犯カメラに一部始終 修理には100万円が必要
クリスマスツリーに大きな穴

新京極商店街振興組合 西澤摩耶理事:
組合員全員が怒り心頭ですね

きらびやかに装飾されたクリスマスツリー。今年、開通150周年を迎える人気の観光地・京都市中京区の「新京極商店街」に設置されている。しかし…

記者リポート:
商店街の真ん中のオブジェに、大きさ10センチほどの穴が開いてしまっています

クリスマスムードが一転、何故こんなことになってしまったのか。

新京極商店街振興組合 西澤摩耶理事:
12月1日に、線のようなものとへこみが見つかりました

商店街の理事は、この傷はスケートボードによってできたと言う。12月5日午後11時ごろの防犯カメラの映像には、歩行者がいるのにも関わらず、スケートボードで走り回る2人組の姿が。ツリーの台座に何度も飛び乗っている。

新京極商店街振興組合 西澤摩耶理事:
ツリーを楽しみに来ている方もいるので、申し訳ない気持ち

この商店街はスケートボードの走行を禁止しているが、迷惑行為は今年の春ごろから続いている。ツリーを守るため周りに柵を設置し、地面に手をつくスケートボーダーが不快に思うよう道に水をまくなど対策を講じたが、その甲斐もなく大きな穴が開いてしまったというのだ。

他にも地面のタイルが欠ける、夜中に騒音がやまないなど、近隣住民は悩まされている。

新京極商店街振興組合 西澤摩耶理事:
もう黙ってられない。しかるべき場所でしていただきたいので、そういう場所作った方が…もっと増やしてと思います

ツリーを直すには、およそ100万円かかるということだ。新京極商店街は12月9日、警察に被害届を提出することにしている。