26日、愛知県内の上空を飛ぶ「ブルーインパルス」。経路を確認する飛行が25日に行われました。名古屋城の上空などでカメラがとらえた「青空に描かれたもの」を一足早くご覧ください。

多くの人がカメラを向けるその先には、スモークを出しながら大空を飛ぶブルーインパルス。予行飛行は、午後1時ごろ、航空自衛隊の小牧基地から飛び立ちました。約30分後、愛知県豊橋市内を通過していきました。愛知県政150周年を記念した展示飛行の本番は26日。

 25日は、披露する演目やルートなどを確認するということで、その腕前はいかんなく発揮されました。ブルーインパルスは全国の航空自衛隊の飛行機部隊から選ばれた精鋭パイロットたちの専門チームです。

 最高速度は約1040キロ・マッハ約0.9の速さで飛ぶ青と白にカラーリングされた6機のT4でアクロバット飛行や、一糸乱れぬえっショックフォーメーションを披露します。名古屋市・栄からは青空に6つの輪が重なる様子も見られました。この日は多くのファンが集まり、ブルーインパルスが飛行する様子をカメラに収めていました。
ファンの一人はこう語りました。「今日は予行演習のために来ました」

展示飛行は、2021年に開催された東京オリンピックや岐阜基地の航空祭などで披露されています。

 26日は、午後1時15分ごろ小牧基地で出発式を行い、愛・地球博記念公園周辺や新城インターチェンジ周辺でスモークをたいて飛行した後、午後1時43分ごろ名古屋城周辺でハートを描くなどの3つの演目を行う予定です。
https://youtu.be/Ajudiv4DwSM