学校での生理の学習といえば、一昔前は女子生徒だけが集められて仕組みや過ごし方について教えられるのが一般的だった。しかし今、その常識が少しずつ崩されようとしている。神奈川県藤沢市にある湘南学園では、高校2年生の有志生徒が「男子生徒向けの生理セミナー」を企画した。実際に生理用品に触れ、話を聞いた男子生徒たちにはどのような変化があったのか。本人たちを取材した。

――今回、実際にナプキンを着けてみた方もいるそうですね。

男子生徒A「はい、僕です(笑)。ナプキンに水を含ませ、その上にハンドクリームを塗ったものを当てて過ごしてみました。

想像より大変だなというのが一番の感想です。つける前は具体的にイメージできていなかったのですが、着けて歩いたりジャンプしたりしてみたら思った以上に違和感がありました。

それから、何よりも大変だなと思ったのはムレです。ずっと濡れている感触があって、快適ではないことを体感しました」

https://news.yahoo.co.jp/articles/1f626935b3e4beb13e8773450b0b87a855b71cd0