フランスは約600万人(フランス共和国 : 人口 6699万人)という西欧有数のイスラム教徒人口を擁する国である。
仏世論研究所が9月に公表した調査では、25歳未満の在仏イスラム教徒の74%がイスラム教徒の信念は共和国の価値より重要だと回答している。
イスラム分離主義の脅威は単なる杞憂ではない。

イスラム分離主義とは「フランス共和国法を無視しイスラム法に従うイデオロギー」の意だ。フランス国内には分離主義に支配された「並行社会」が既に存在する、イスラム教徒を社会に統合しない限り過激派問題の解決はない、とマクロンは述べた。