古代エジプト人は蜂蜜を愛していたようですが、その中で、一風変わった蜜の使い方をしたファラオがいました。

それが、エジプト古王国・第6王朝のファラオ、ペピ2世(在位:紀元前2278〜2184年頃)です。

なんと彼は、奴隷を蜂蜜まみれにして「ハエ取り」にしたと伝えられています。

ペピ2世は大のハエ嫌いとして有名でした。

そこで彼は、男女問わず奴隷に大量の蜂蜜を塗りたくって、自分の部屋に立たせ、ハエ取りにしてしまったのです。

そのため、彼の近くには常に、蜂蜜まみれの裸の奴隷が立っていたといいます。

何人くらいの奴隷がどれくらいの時間、蜂蜜まみれで立っていなければならなかったのかは分かりませんが、彼らの忍苦には同情せざるを得ません。

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