経営再建中の液晶パネル大手、ジャパンディスプレイ(JDI)は26日、臨時株主総会を都内で開き、資本金を2207億円から1億円に減らす議案を可決した。
電機大手3社の事業再編による「日の丸液晶メーカー」として誕生してから10年。業績は厳しく、今回の減資でこれまでの損失を穴埋めする。
税制上の「中小企業」となることで税負担を減らし、経営再建を急ぐ。

JDIは今年1月、「累積損失の解消」などを理由に資本金を1億円に減らすと発表した。資本準備金も全額の302億円取り崩して、減資した資本金分とあわせて、損失を処理する。
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