【役に立つ民間資格リスト】
・アクチュアリー(取得難易度:★★★★★)
金融業界の中でも特に保険業界のスペシャリスト。殆どの国家資格よりも遥かに価値が高い。

・TOEIC(730点なら取得難易度:★★★★)
世界基準の英語力測定テスト。大学生の就職活動や大学院入学試験で活用されている。ただし最低でも600点以上じゃないと無意味。

・日商簿記検定2級(取得難易度:★★★)
正社員として経理部門への就職を狙うならほぼ必須資格と思って良い。取得難易度がそれほど高くない割にはオススメである(とはいえ最近は連結会計が出題されるようになったので昔よりは難しくなってはいるが…)。

・販売士(2級なら取得難易度:★★)
簿記と同じ日本商工会議所の認定資格。小売業界では重宝される。

・証券外務員(取得難易度:★★)
金融業界の中でも特に証券業界では有名な資格。民間資格だが独占業務があり、下手な国家資格よりも重い存在。

・シスコシステムズの技術者認定資格(CCNAなら取得難易度:★★★)
CCNA以上であれば、ネットワークエンジニアとしての評価は基本情報技術者より高い。

・オラクルマスター(シルバーなら取得難易度:★★★)
シルバー以上であれば、データベースエンジニアとしての評価は基本情報技術者より高い。

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【役に立たない国家資格リスト】
・ITパスポート(IP)(取得難易度:★)
事務職希望ならこの程度でも評価対象になり得るかもしれないけど、エンジニア志望でこれを履歴書に書いたら門前払いレベル。日商簿記3級よりも価値が無い。百歩譲って、マイナーな民間のパソコン検定(MOS、J検、P検など)よりはマシかな…?

・情報セキュリティマネジメント(SG)(取得難易度:★)
こんな名前だが、セキュリティの専門家を名乗れるレベルでは無い。ITパスポートより少しだけマシ程度の資格。

・基本情報技術者(FE)(取得難易度:★★)
一応プロのエンジニアレベルの資格らしいが、実際には現場ではあまり評価されない資格。ただIT業界では「せめて最低限FEくらいは取っておけ」と言われているので取得者は多い。昔は難関資格だったが、近年は選択問題の表計算のおかげで難易度が下がっているらしい。

・ファイナンシャルプランニング技能士(FP)(3級なら取得難易度:★)
形だけ国家資格。これを持っていても役に立つ場面はほぼ無い。証券外務員よりも価値が無い。

・キャリアコンサルタント(取得難易度:★)
役に立たないどころか、むしろきわめて有害な資格。天下り団体に餌を与えるだけ。資格取得のためには試験合格だけで無く、講習を終了しなければならない(しかも受講料が高額)。